New Treasure 3 Lesson5
L5-1 英語に直しましょう
それでケビン、ロンドンでは何をしていたの。
ロンドン塔に行ったよ。女王の王冠がそこで見られると聞いたからね。
とてもきれいでしたか。
もちろん!ほら!展示室に入った時には、王冠は沢山の人に見られていたよ。
なんて優雅なの!何千もの宝石がその中に使われているに違いないわね。
そうだね、60年以上もの間女王に使われてきているしね。
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L5-2 英語に直しましょう
行方不明のプリンセス
プリンセスという私のペットの猫がいなくなりました!
一昨日、彼女はうちの通りを渡って隣の家の庭に入って行くところを見られています。
この前の夏私たちが休暇中だった時、プリンセスは私たちの隣人に世話されていました。
たぶん彼女は餌をもらいにそこに行ったのです。
私たちの隣人の家の前で彼女が泣き叫ぶ声が聞こえました。しかしその時以来誰も彼女をみていません!
もし彼女を見つけたら、どうか415-567-1234にお電話ください。
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L5-Read① 英語に直しましょう
下にあるのは計算で有名な3人の人物の名前です。
それらは暗号で書かれています。
彼らが誰か分かりますか。
ヒントが必要ですか。
それぞれの文字をアルファベットで1つ前のものに置き換えてみてください。
そうです。bはaにcはbにといったように変えてみるのです。
答えは次のページの下にあります。
もちろん、皆さんその最初の2人の名前は知っていますね。
私たちが毎日使用している素晴らしい機械の多くは、彼らの功績によるところが大きいのです。
しかし、アラン・チューリングとは誰でしょう。
実は、そのリストの中で彼の名前が一番大切なのです。
彼は有名ではありません。なぜなら彼の機械と仕事は政府の秘密だったからです。
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L5-Read②-1 英語に直しましょう
第2次世界大戦中のある時点で、イギリスは負けつつあるように思われていました。
イギリスの人々は食べるものがありませんでした。なぜなら、イギリスへの補給船が全てドイツ
海軍に沈められたからです。
ドイツは彼らの海軍に補給船がどこにいるのか伝えるために、特別な暗号で書かれた伝言を送りました。
この暗号はこの文章の冒頭のパズルに似ていました。
しかしながら、イギリスにいる人は誰もそれを解読できませんでした。
だから、彼らはその国でもっとも優れた数学者に助けを求めました。
彼がアラン・チューリングです。
彼はその暗号を解読できる機械を作りました。このようにして、沢山の必要な食糧をイギリスの人々に運ぶために、船員たちは海のどの部分を避けたらいいか分かるようになりました。
この機械を作ることによって彼は多くの命を救ったので、その戦争の結果に影響を与えたかもしれません。
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L5-Read②-2 英語に直しましょう
アラン・チューリングは現代のコンピューターの創造につながる多くのアイディアを考え出した
コンピューター科学者でもあります。
今日、私たちは、彼が作り出すことを助けた驚くべき技術を享受しています。
コンピューター技術はとても速く進歩しているので魔法のように思えます。
しかしながら、チューリングははるか未来のことまで思いを馳せて、知能を持つコンピューターつまり人口知能を想像しました。
1950年に、彼は知能を持つコンピューターを実現するために模倣ゲームと呼ばれる「テスト」を創りだしました。
そのテストで、判定者たちは本物の人間とコンピュータと5分間会話をしなければなりません。
彼らはコンピューターや話している相手を見ることはできず、書き言葉だけで意志の伝達が
できます。
もしそのコンピューターがテストを判定者たちに30%の割合でコンピュータを人間と信じさせることができれば、テストは合格です。
これは可能でしょうか。
実際のところコンピューターが合格するのに数十年がかかりました。しかし、2014年、チューリングの死から長年の後、あるコンピュータープログラムが何とか試験に合格しました。
しかしながら、多くの人々がそのテストは適切に行われなかっただろうと言っています。
テストを受ける人を混乱させるために、そのプログラマーたちは彼らにそのコンピューターは
13歳で母国語が英語でないと伝えていたのです。
実際、そのコンピューターは模倣された知能は持っていましたが、本当の知能は持っていま
せんでした。
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L5-Read③ 英語に直しましょう
2045年までに人口知能は人間の知能よりも発達するだろうと予測する科学者がいて、多くの人々がこれは良いことではないかもしれないと心配しています。
コンピューターは最高のエンジニア、数学者、科学者であり医者でもあります。そしてそれらは、私たちが想像さえ及ばないやりかたで考えることができるようになるでしょう。
機械は私たちよりも素早くより良い機械を設計するでしょう。
もし機械が私たちよりも速く上手になんでもできるのであれば、人間にはどんな仕事が残されているのでしょうか。
例えば、友人とおしゃべりを楽しむこと以外に、私たちがすべきことはほとんど残されていないでしょう。
さらに、「私たちは本当に自分たちより何百倍も賢い機械によって、世話されることになるのでしょうか」と問わなければなりません。
そして、その答えは、「たぶんそうはならないでしょう」です。
もし機械が目的を持つことになれば、その目的以外の他に何も重要なものはないと決定するかもしれません。
人命や道徳といったものの価値を、人間がするようには理解できないかもしれません。
私たちは、「この状況が私たちにとって安全だろうか」とよく考えなければなりません。
人間は類人猿から進化したと言われています。そしてたぶん、機械は私たちから「進化」していくことでしょう。
今のところ、地球にいるあらゆる種類のゴリラは人間の行動のせいで危機に瀕しています。
機械がこの惑星でもっとも進んだ存在になった時、私たちは何か違うことを期待できるでしょうか。
チューリング自身は、機械が自力で考え始めた時、彼らは私たちをすぐに追い越すだろうと
考えました。
彼はまた、ある段階で私たちは、彼らが自律することも想像しなければならなくなるだろうと
懸念しました。
私たちはいかにして知能を持つ機械との生活に備えるべきでしょうか。